指標発表時のバイナリーオプション取引事例
前回に引き続き今回も基本通りに取引をして、
うまくいったものの紹介をしたいと思います。
前回は私がここで紹介している手法の基礎がいかに重要かをお伝えしました。
その部分は今回も変わらないのですが、
それに加えて指標発表があったときのことも交えてお伝えしようと思います。
この取引をした7月20日は10時30分から
オーストラリアで「新規雇用者数/失業率」という指標がありました。

この写真をみると20時45分の星5つのECBに目が行ってしまうかもしれませんが違います、
ここでは10時30分のものを見てください。
指標の重要度を表す星の数は3つですが、
やはり指標発表なのでそれなりに相場は動きます。
私の記事をご覧になっている方はもう分かり切っているかもしれませんが、
この指標はオーストラリアであったものなので見るべきチャートはAUD関連のチャートです。
その中で3σのラインを超えそうなものを探しましょう。
ちなみに10時30分に発表される場合は、
私は基本的に30分足に着目します。
理由は10時30分に指標発表があると同時に、
新しい30分足が出てくるため指標の影響がどう出たのかが判断しやすいためです。
これが10時ちょうどなどの場合は1時間足、
20時45分などの場合は15分足を見ます。
指標発表の時間と新しい時間足ができるタイミングは、
同時のほうが相場の方向性が分かりやすいので参考にしてみてください。
ここで3σを大きく超えてきたチャートは以下の通りです。


いかがですか?
30分足をみると10時30分からローソク足の動きが
急激に活発になりだしていることがハッキリわかると思います。
そしてAUD/USDのチャートでは上方向、
EUR/AUDのチャートでは下方向にそれぞれ向いているため、
AUDの通貨価値が上がっていることも分かります。
つまり指標発表では
AUDが強くなるような発表があったということです。
とはいえ私が使っているバイナリーオプションの手法では、
指標発表の内容がどうあれ取引には関係ありません。
先ほども述べましたが、
見るべきは3σを超えているかどうかです。
上図を見れば一目瞭然ですね。
この2種類の通貨ペアで超えたため、
私はそれぞれでエントリーしました。
ただ指標発表があるときは相場の動きが荒くなるため、
入れている量は少なめにしました。
取引内容はこちら。

何度も言いますが、
指標発表では価格変動が激しくなりがちです。
そのため
今回のエントリーポイントは3σをいつもより大きめに抜けたタイミングを見計らって入れました。
念を入れてこうしましたが結果的には上図の通り全勝ですし、
終了時点でのローソク足もちゃんとσのライン内に収まったので完ぺきだったといっていいでしょう。
前回の繰り返しになってしまいますが、
私の取引の9割はこんな感じで3σを超えたらエントリーしているだけです。
指標発表があったとしてもその辺は変わりません。
たまに別のことを意識することもありますけどね。(別記事参照)
こちらの記事では
特殊な相場の瞬間を紹介することが多いので忘れてしまうかもしれませんが、
メインはこちらですのでしっかり勉強しておきましょう。
バイナリーオプション攻略の第一歩
